飯田橋界隈で「醤油」を探す中で、高評価だったので仕事のついでに立寄りました。宮城県出身のご主人が、昔食堂で食べた味や、おばあちゃんが作ってくれたご飯の味を再現したくて「きみの」を始めたそうです。そんな思いが、店の室礼や丁寧な接客、もちろん淡麗なラーメンからも感じ取れるお店です。
お店の様子
間口の狭い飲食店が軒を連ねる神楽坂下の路地裏にあるので、それに呼応して雑然としたお店を想像していましたが、どっこい店内は整然としていて、ラーメン屋としては少し緊張感がありすぎかもしれません。席は厨房をL字に囲むカウンターのみ10席程度。入口すぐ脇で食券を買うシステムです。平日の12時30分でしたので多少の行列覚悟でしたが、運良くすぐに着座出来ました。後から数人の行列が出来ていました。
メニュー
・醤油ラーメン 750円 麺の量:少なめ 並盛 大盛が選べる
・塩ラーメン 750円
・贅沢のせ(醤油・塩)750円+250円 煮卵 焼豚追加
・冷製(醤油・塩)750円
・ご飯 180円
・焼豚飯 280円
実食
注文は課題の醤油を並盛りでお願いしました。スープは大山地鶏をベースに、野菜、かつお節・煮干しなどの魚介、昆布、椎茸などをゆっくり煮込んでいるそうです。中では魚介を強く感じましたが、ニボニボ、節節ではなく全ての要素がきれいにまとまっています。表面に浮く脂も主張せず、筆者には上品すぎでした。麺は、三河屋製麺のストレート細麺。程よい食感のチャーシューが良いアクセントになっていました。
お店の場所
東京都新宿区神楽坂1−14−7
まとめ
ご主人の丁寧さを感じる一杯でした。
Like ★★★☆☆ 食べログ