猿ヶ京温泉は群馬県と新潟県の県境近くに位置し、江戸と越後を結ぶ三国街道(国道17号線)沿いに10数軒の宿が点在しています。 その歴史は古く、江戸時代初期の開湯ですが、昭和33年のダム建設により当時の温泉宿は湖底に沈み、その時に現在の場所へ移転したそうです。 「いこいの湯」は、のどかな田園風景の中にポツンと佇み、地元の人が銭湯のように利用する小さな共同浴場です。
営業中とは思えない外観ですが営業してました!
平日の午後に訪問したのですが、人影も車も無く営業中らしい表示も無かったので、お休みかもしくは廃業?とまで考えましたが、しばらくすると中から数人の入浴客が出てきて、やっと営業中を認識できました。
券売機に300円入れて、券は備え付けの箱に投入します。
常駐の管理人さんなどはいないようです。
「湯上がり処」もあります。
湯舟からあふれる豊かな源泉
無色透明でスッキリした肌触りのお湯です。43〜44°くらいはあるでしょうか、長湯はできません。
高温の源泉がどばどばと投入されています。
洗い場には、シャワーも鏡もありちゃんとしています。
脱衣所です。残念ながら掃除が行き届いているとは言えない仕上がりでした。
温泉の成分
- 源泉名:猿ヶ京温泉村有1号
- 泉質:ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉
- 源泉温度:57.7°C
- 水素イオン濃度:pH7.5
- メタケイ酸:70.9mg
- 湯づかい:源泉掛け流し 加温なし 加水なし 循環なし 消毒なし
概要
- 猿ヶ京温泉 共同浴場 いこいの湯
- 住所:群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉346
- 時間:10時〜20時
- 定休日:無休
- 料金:300円
- 駐車場:建物前に10台くらい?駐車スペースを示す白線などはありません
地図
猿ヶ京温泉 共同浴場 いこいの湯
まとめ
初見は「やばいお風呂か?」と思いましたが、湯使いもよく、泉温もしっかり熱く猿ヶ京の源泉を十分に堪能できるリーズナブルな浴場でした。 近くに来たらまた立ち寄りたいと思います。
Like ★★★★☆
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